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食品提供を通じて
地域のたすけあい
ネットワークをつくる

あおもりフードバンクは、企業、団体、個人から食品を無償で提供していただき、食品を必要とする地域の人たちに届ける活動をおこなっています。地域で支援活動を行うさまざまな中間支援組織を通じて、食品が必要なご家庭や施設の人たちに支援を届け、地域のたすけあいネットワークをつくることを目指します。

捨てられる食品と
地域家庭の課題を
解決するネットワーク

梱包状況や規格外品、表示ミスなどの問題で
まだ食べれるのに捨てられてしまう食品が、
毎日おにぎり1億2千個分あります。(※2017推計値)
一方で、生活に困窮する方々や福祉サービスでの食品不足など、
食品を必要とする人たちが多くいるのも事実です。
これらの課題は地域がつながり、
助け合うことで解決に近づくことができます。

あおもりフードバンクの目的

支援を必要とする人たちの
福祉の充実をめざす

あおもりフードバンクは食品を必要とする人たちに届けるだけでなく、
青森県全体にたすけあいのネットワーク、福祉のコミュニティを広げることを目指しています。

たすけあいのネットワーク推進

支援機関や市民活動、企業・団体の連携・協働

福祉コミュニティづくり

地域での住民相互の継続的な関係

  • フードバンク活動を広げます

    あおもりフードバンクを通じて、食品の寄付者を増やし、受け取る人も増やす取組を行うことで、さまざまな事情で支援が必要な人の福祉の充実を図ります。

  • 安全安心な食品の分配を進めます

    食品管理のルールや関係者の信頼性の確保を明文化し、安全安心な食品の提供のための取組を強化します。

  • 多様な支援機関とネットワークを広げます

    地域のさまざまな活動団体と連携し、必要とする方々が必要な時に食品等が届くためにネットワークを広げます。

  • フードバンク活動への理解を進めます

    必要な方に食品を届けるためには、たくさんの人手やお金がかかります。食品等提供だけでなく、活動費用への協力などの理解を進めます。

食品を必要とする人に支援を届けるしくみ

食べ物を必要とする家庭に食品を届けるだけでなく、地域で助け合えるネットワークを広げることを目指しています。それを実現するためのしくみ、それがあおもりフードバンクです。

  • 食品等提供者

    食品を寄付する

  • 青森県社会福祉協議会

    食品を配布する

  • 中間支援組織

    市町村社協
    しあわせネットワーク参加法人
    みんなの居場所運営者
    その他の機関・団体

    食品を必要とするご家庭に
    届ける

  • 個人の方・施設の方

    子ども
    生活困窮者
    福祉サービス利用者
    子育て家庭

これまでの活動で多くの方々に支援を届けてきました

  • 家庭に食品を
    届けた数

  • 中間支援組織に食品を
    届けた数

  • 協力企業数

    中間支援組織に食品を届けた数

会長メッセージ

フードバンクは「つながり」を作る活動

生活に困窮している人の問題は社会的孤立

「もう3日何も食べていない」「電気や水道が止められてしまった」

小さな子を連れたひとり親家庭のお母さん、少ない年金で一人で暮らしている高齢者、病気や障害で働くことができない若い男性、病気の親や兄弟を支える学生など、さまざまな事情を抱えた人たちが、今生きることに苦しみ、私たちの活動につながってきます。

経済的に困窮している方々の多くは、困った時に頼ることができる人が身近にいません。公的な相談機関が施策として広がってきましたが、要件に合わずに支援を受けられなかったり、気持ちや時間の問題で諦めざるを得ない人もいます。生活に困りごとを抱えている人は、社会的に孤立している場合が少なくないのです。

食を通じてつながりを作り、つながり続けるために

だからこそ、私たちがめざす支援は、単に食べ物をお渡しすることではなく、食を通じてつながりを作ること、そして、つながり続けることを目指すものです。食べ物を渡すことで、お腹を満たすことはできます。しかし、困窮状態の原因の一端である孤立に立ち向かわなければ、経済的困窮から脱することも、心が満たされることもないと考えています。フードバンクの活動は手段であり、社会的孤立を解消し、つながりを構築することこそが私たちの活動の目的なのです。

食品をお渡しすることでつながりを作り、つながり続けること。そのつながりの重なりと広がりが、今日生きることに苦しんでいる人たちの、明日生きる勇気となるために、フードバンク活動を広げていきます。

青森県社会福祉協議会 会長 高杉 金之助

運営団体

青森県社会福祉協議会は住民が健やかに安心して暮らせる福祉社会を目指して活動しています

基本理念の「住民が支えあい、だれもがその人らしく健やかで安心して暮らせる福祉社会」の実現のため、住民参加と利用者本位の福祉サービスの実現に向けて、青森県の地域福祉を総合的に推進する団体です。
あおもりフードバンクの運営のほか、制度の狭間の支援を行う「青森しあわせネットワーク」での困窮者支援や就労支援、こども食堂や学習支援などの「みんなの居場所」の支援、居住支援活動などの活動を実施しています。