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あおもり更生保護センターが12月15日に開催した「更生保護ネットワークセミナー」にモデレーターとして参加させていただきました!
あおもり更生保護センターが12月15日に開催した「更生保護ネットワークセミナー」にモデレーターとして参加させていただきました。 このセミナーは、更生保護関係者だけではなく地域で生きづらさを抱える人を支えるネットワーク作りを目指す「あおもり更生保護センター」の開設記念として開催されたものです。
青森しあわせネットワークでは、困窮者支援や住まいの確保、就労支援などで、罪をおかした人を年間200人ほど支援しています。複雑な家庭環境で育った人も多く、生きづらさを抱え孤立の中で苦しんでいる人も少なくありません。
セミナーは3部構成。午前は映画「ミックスモダン」の上映。元受刑者等の社会復帰の手助けをしているお好み焼き屋さんを中心としたお話です。普通の映画館では見られないしネット配信もされていないのですが、生きることの意味はもちろん、子どもの誕生についてのテーマとしても興味深い作品です。https://www.mixmodern-movie.com/
午後は基調講演「罪を犯した人への支援から考える、これからの地域づくり」からスタート。元厚生労働省矯正施設退所者地域支援対策官の伊豆丸剛史氏がお話をしてくださいました。罪を犯した障害者や高齢者など830人以上の社会復帰に寄り添った経験から、生きづらさを抱える全ての人を支える地域づくりに向けたお話をいただきました。
最後はトークセッション「誰一人取り残さない地域社会を目指して」。日本更生保護協会常務理事の幸島聡氏、青森県保護会連合会会長であおもり更生保護センター長の天内修氏、青森県社会福祉士会リーガルソーシャル部会長の篠原佑介氏がスピーカーとして現在の取組や目指すところをお話いただきました。会場の大学生から、現場の見学会や実態を知る工夫の取組などを提案いただきました。天内会長は「あおもり更生保護センター」の取組として共にアイディアを出し合い実現していくことを約束していただきました。私たちも微力ながら実現に向けて力を尽くしたいと思っています。
更生保護の対象者は、どうしても狭い分野でのネットワークが多いのですが、多様な人が多様なカタチでつながっていくことが大切だと実感しました。生きづらさを抱える人のために何かしたいと集まってくださった人が約70人ほどいらっしゃいました。こうした人たちと一緒に、誰一人取り残さない青森県を作っていきたいと思っています。